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イベント

11/8,11/9 【2日間セミナー】 ラボと製造における データインテグリティ実務とCSV

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医薬品・製造・GMP 医療機器・開発・薬事・製造  / 2023年08月28日 /  医療・バイオ
イベント名 【2日間セミナー】 ラボと製造における データインテグリティ実務とCSV
開催期間 2023年11月08日(水) ~ 2023年11月09日(木)
【1日目】 2023年11月8日(水) 10:30~16:30
【2日目】 2023年11月9日(木) 10:30~16:30
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 Live配信セミナー(リアルタイム配信)
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2023年11月08日(水)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

【2日間セミナー】
ラボと製造における
データインテグリティ実務とCSV

~基礎から実践まで~
《FDA査察指摘2,000事例をふまえ》

 

受講可能な形式:【Live配信】のみ

本セミナーでは、2日間にわたり2,000件を越す生のFDA査察指摘事例を踏まえて、
データインテグリティの基礎と実務をじっくりと具体的に説明する。 
 
また、増加しつつあるクラウドサービス利用における留意点や
スプレッドシートのCSV/DI対応の概要も説明する。


★★★ 事前質問大歓迎 ★★★
CSV、ERES、データインテグリティ、スプレッドシートなど日常の業務において
困っていることや疑問などにお答えします。講演当日の活発な質問は大歓迎ですが、
質疑応答時間に限りがありますので、1週間前までにご提出いただいた事前質問への回答を優先いたします。
【質問フォームはこちら】

 

講師

 

合同会社エクスプロ・アソシエイツ 代表
望月 清 氏


【業界での関連活動】
米国ISPE GAMPデータインテグリティ専門部会メンバー
米国PDA認定コンピュータシステムオーディター
日本QA研究会 GLP-QAプロフェッショナル(GLP-QAP)
日本PDA製薬学会 無菌製品GMP委員会 微生物迅速測定WGメンバー
日本ISPE無菌COP リスクベース環境モニタリングWGリーダー
・データインテグリティ/CSV/ERES/Part 11/スプレッドシートに関する講演多数
 http://www.it-asso.com/gxp/seminar.html
・データインテグリティ広場 主宰
 http://www.it-asso.com/gxp/dataintegrity.html
 
■WEB連載   ラボにおけるERESとCSV
https://www.gmp-platform.com/topics_detail2/id=58
★国内におけるFDAのデータインテグリティ査察指摘を好評連載中
(製造におけるDI指摘を含む)

 

 趣旨

 

 データインテグリティ(DI)の基本要件はALCOAプラスであるといわれている。一方、査察官が期待するDI実務は、システムや機器におけるDI機能の普及とともに高くなる。従って、各極のDIガイダンスを読み込んでALCOAプラスを頭のなかで深掘りしても、査察官がその時点で期待するDI実務レベルにたどりつけない。

査察官が期待するDI実務レベルは、当局査察における指摘事例から学び取るのが確実である。査察指摘の開示が最も進んでいるのはFDAであり、生の査察指摘をすべて入手できる。

本講座では、米国情報公開法(FOIA)にもとづきFDAへ開示請求して入手した2,000件を越す生の査察指摘事例を踏まえて、DIの基礎と実務を具体的に説明する。なお、FDAの年間査察指摘件数は約1,000件である。

FDAの生の査察指摘によれば以下の様なDI指摘が多い。
 監査証跡をレビューしていない
 電子記録が保護されていない
 製造やラボの実務担当者がバックアップを行っている
 システム管理者権限で試験や製造を行っている
 製造やラボの記録用紙が現場でコピー出来てしまう
 製造装置のアラーム履歴が維持されていない
 製造装置のレシピが改変から保護されていない

FDA査察におけるDI指摘はQCラボに集中していたが、製造における指摘が目立ち始めてきた。特に製造におけるDI実務対応の要件は査察指摘事例から学び取る必要があり、製造管理のインテグリティと考えて実務対応するのがよい。

ERES(電子記録/電子署名)とCSVの基礎を説明したうえでFDAのDI査察指摘事例を紹介するので、コンピュータに馴染みのなかった方でも「行うべきこと」を具体的に基礎から実践までを習得していただける。また、増加しつつあるクラウドサービス利用における留意点やスプレッドシートのCSV/DI対応の概要も説明する。

 

 プログラム

 

  1. GMP省令改正とPIC/S
  2. データインテグリティとは
  3. ERES対応の基礎
  • Part 11、ERES指針、Annex 11
  • 電子署名、ハイブリッド署名
  1. CSV対応の基礎
  • バリデーションの遵守要件
  • バリデーション指針
  • 再バリデーション
  • リスクベースアプローチ
  1. リスクマネジメントの基礎
  2. データインテグリティ用語
  3. FDAの査察指摘
  • 指摘トップ10
  • 国内における指摘
  • ラボにおける指摘
  • 製造における指摘
  • 年次品質レビューおよびQAにおける指摘
  • 供給者監査に関する指摘
  1. スプレッドシートのFDA指摘とCSV対応/DI対応
  2. PMDAのデータインテグリティ指摘動向
  3. 実務対応
  • 紙記録(ラボ、製造共通)
  • コンピュータ化システム(ラボ主体)
  • 製造装置と検査装置
  • 監査証跡のレビュ
  • QAレビュー
  • GAP分析
  1. ポリシーと手順書の策定方針
  2. クラウドサービス利用における留意点
  3. 良くある質問
  4. 主要ガイダンスの概況
  5. MHRAガイダンスの要旨(英国医薬品庁)
  6. FDAガイダンスの要旨
  7. PIC/S査察官むけガイダンスの要旨
  8. 質疑応答


■良くある質問
下記質問に対する回答はテキストに記載。
  1. 監査証跡の定期的レビュ-をどのようなタイミングで行えばよいのか
  2. 監査証跡の定期的レビュ-をどのような方法で行えばよいのか
  3. 監査証跡機能がない場合どのように対応すればよいのか
  4. 監査証跡機能がないと査察で指摘されるのか
  5. 監査証跡はどのようにバリデートすればよいのか 
  6. 試験関係者がシステム管理者になるとなぜ指摘を受けるのか
  7. HPLCのプリントアウトを生データとすると指摘を受けるのか
  8. データインテグリティはどのように査察されるのか
  9. 工程内検査のインテグリティは査察されるのか
  10. 個別のアカウントを設定できない器機/システムは更新が必要か
  11. 電子生データはどのように管理・運用すればよいのか
  12. スタンドアロン機器のデータインテグリティ対応はどの程度必要か
  13. ハイブリッドシステムはどのように対応すればよいか
  14. FDA査察をのりこえるにはどのような対策が必要か
  15. 治験薬における対応はどの程度必要か
  16. リスク対応はどのように行えばよいのか
  17. OOS処理の査察指摘はどのようにすれば回避できるのか
  18. LIMS導入はデータインテグリティ対応となるか
  19. Empower 3等のCDS導入はデータインテグリティ対応となるか
  20. バックアップの定期的リストアテストは必要か
  21. ALCOAをベースにGAPチェックリストを作ろうとしたが難しい
  22. 試験実施者に解析メソッド作成・変更の権限を与えて良いか
  23. 同じ分析装置にGMP試験とGMP適用外の試験を混在させてよいか
  24. 電子記録バックアップの隔離保管は必要か
  25. システム管理を行うIT職員にGMP教育は必要か
  26. OSへの共通IDログインは許容されないのか
  27. スプレッドシートのデータインテグリティ留意点
  28. LIMSやSDMSへデータを吸い上げたら分析機器のデータを削除してよいか
  29. デジタル画像を生データとする場合、何に注意すればよいか
  30. 機器使用台帳(機器使用ログ)に何を記載しなければならないのか
  31. AIの使用は認められるか
  32. コンピュータ化システムの再バリデーション頻度はどの程度が適切か
  33. バリデーション資料はどの程度の期間保存する必要があるか
  34. CDやDVDの劣化確認方法
  35. バックアップHDDの点検頻度
  36. アジャイル型開発は認められるか
  37. サーバーのシステム管理者アカウントを共有してよいか
  38. 崩壊試験や呈色滴定などのDI対応方法は
  39. 装置や機器のエラーをQAに報告すべきか
  40. ミラーリング(RAID1)はデータバックアップになるか 
  41. 業者保守作業における監査証跡のレビューは必要か
  42. 検量線と面積計算のバリ資料を査察で求められた時の対応は
  43. イベントログの定期レビューを査察で求められた時の対応は
  44. CMCなど研究開発におけるDI対応は
  45. バックアップ/リストアの要件とその対応方法は
  46. 旧システムのデータが新システムで異なる結果となる場合の対応方法は
  47. 見読性の長期維持方法は
  48. 電子署名した電子記録をシステムから取り出してよいか
  49. 電子署名した電子記録のプリントアウトに手書き署名は必要か
  50. PDFを編集できると査察指摘を受けるか
  51. 装置バリデーションにおけるURS必要性の指導方法は
  52. デジタル署名と電子署名の使い分けは(リモートワーク対応)
  53. 電子文書を電子的に照査・承認する方法は(リモートワーク対応)
  54. パスワード定期変更の頻度は
  55. バリデーション指針とはどのようなものか
  56. エクセルの保護機能破り対策は
  57. CSVをはじめて要求された装置メーカの対応は
  58. 製造検査装置における個々検査データ(計量値)のバックアップは必要か
  59. 理不尽な監査指摘へどのように対応すればよいか
  60. 監査証跡の回顧的レビューにおける留意点は
  61. アジャイル型で開発されたシステムのバリデート方法は
  62. ChatGPTに正当性はどの程度あるのか

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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