イベント名 | スクリーン印刷の基礎と 実践的な高品質印刷プロセス構築手法および「標準」 |
---|---|
開催期間 |
2024年03月25日(月)
~ 2024年04月09日(火)
【Live配信】2024年3月25日(月)10:30~16:30 【アーカイブ配信】 2024年4月9日(火)まで受付 (視聴期間:4/9~4/22) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】 |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2024年04月09日(火)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
スクリーン印刷の基礎と
実践的な高品質印刷プロセス構築手法および「標準」
~インキ、ペーストの身になって考える「ペーストプロセス理論」の理解と実践~
■スクリーン印刷の原理・メカニズム、有効な「理論」と「標準」■
■「版離れ角度」と「版離れ力」の相関■
■インキ・ペーストの分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性など印刷性能の理解と向上■
■「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷、ベタパターンでの「サドル」無し印刷技術■
■高品質スクリーン印刷プロセス実践のための具体的な対策手法とトラブルへの対応■
高品質スクリーン印刷の理論と「標準」及び論理的実践方法
ノウハウの固まりと思われているスクリーン印刷にも有効な理論があり「標準」がある
講師が実践と検証を繰り返し、
高品質スクリーン印刷のほとんどの条件は適正化できる前提条件であり、「標準」化できる
スクリーン印刷が過小評価されてきた理由である多くの思い込みと間違った常識を正します
スクリーン印刷印刷の技術・プロセス・材料・アプリケーションに携わる方々は是非
これまでスクリーン印刷が管理困難だと思われてきた大きな原因は、多くの思い込みと対症療法的な対策による間違った常識ためである。スクリーン印刷にも有効な理論があり「標準」がある。
版離れは、スクリーン版の反発力だけでなく「版離れ角度」が大きく影響する。
実質のクリアランスを変えないで「版離れ角度」の制御で、版離れ力を1.5倍に向上できるようになる。
インキ・ペーストの印刷性能を細分化して正しく理解することが重要。
低・中粘度インキの印刷性能向上には、メッシュの開口率を小さくすることが有効。
トーンジャンプ」起きない「グラデーション」のスクリーン印刷技術の有効性。
「サドル」の無いベタ印刷の実践方法。
スクリーン印刷の8つの適用工法。
講師 |
(株)エスピーソリューション 代表取締役 佐野 康 氏
【専門】スクリーン印刷全般
【講師紹介】
セミナー趣旨 |
スクリーン印刷は、その原理とメカニズムを正しく理解すれば、実は、最も安定した印刷工法です。なぜなら、スクリーン印刷は、版の上をゴム製のスキージが摺動し、版開口部からインキを押し出す原理だからです。この原理により、他の印刷工法にくらべ、厚いインキ塗膜を高い膜厚均一性で印刷する事が出来る大きな長所を有しています。これまで多くの方が、スクリーン印刷が「管理困難」であると思い込んでいたのは、じつは、多くの場合、スキージやインキ、スクリーン版の適正化が不十分だったからです。スクリーン印刷にも実践的な理論があります。インキ、ペーストの身になって印刷プロセスを考える「ペーストプロセス理論」です。この理論は、私が二十数年間のコンサル現場において、実践と検証を繰り返し実用性がある考え方として確立したものです。
この考えは、エレクトロニクス分野のみならず、グラフィック、加飾、捺染、商業、工業印刷などでの高品質スクリーン印刷プロセス実践のためであれば、すべてに通用できます。スクリーン印刷に対するこれまでの数々の先入観を一旦忘れ、論理的整合性の観点から検証いただければ、この理論の正しさが理解していただけると思います。これまでの対策での成功の理由も失敗の理由も明確に説明ができるようになります。この理論を正しく実践することで、スクリーン印刷の経験が少ない方でも、高品質印刷プロセスを構築することが可能です。かえって、未経験者の方が、先入観にとらわれずに短時間に目的を達成することが多いように思われます。印刷プロセスの適正化とは、先ず、スクリーン印刷本来の「あるべき姿」を達成するための多くの「前提条件」を適正化することです。適正化できていない場合は、その理由、原因を見つけ出し、根本原因から対策することです。「前提条件」が適正であれば、最終的にはインキ・ペーストの有する固有の印刷性能で印刷品質と印刷安定性が決定されます。そして、インキ・ペースト材料技術者は、適正化された「前提条件」に合わせ、機能を維持しながら、インキの印刷性能である「粘弾性」の見極めや適正化に注力できるようになります。
本講演では、最初に、スクリーン印刷の原理やメカニズムの説明、そして、最近見いだされた「版離れ角度」と「版離れ力」の相関について解説します。次に、スキージやスクリーンメッシュなどの要素技術とその「標準」、さらに、インキ・ペーストの印刷性能に影響する分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性を分りやすく解説します。また、加飾印刷関連での「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷と、新技術であるベタパターンでの「サドル」無し印刷技術についても紹介します。
セミナー講演内容 |
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 8/30 二酸化炭素を原料とする 有用有機化合物の製造技術の研究開発動向と展望 (2024年07月26日)
- 8/26 ラボにおける監査証跡/レビューの項目・頻度・レベルと 分析機器毎のレビュー例 (2024年07月26日)
- 8/27 医療機器、無菌製剤、原料、包装容器等のガンマ線と電子線の照射殺菌滅菌の特徴とその使い分け 並びに、米国FDAの医療機器代替滅菌プログラムでも注目されるガンマ線代替法としての変換X線照射殺菌技術解説 (2024年07月26日)
- 8/23 環境モニタリングの測定時および アラート・アクションレベル設定時の留意点 (2024年07月26日)
- 8/28 国内外規制(ICH-Q3E・局方)をふまえた E&L(Extractables and Leachables)評価・分析の留意点と 基準の考え方 (2024年07月26日)
- 8/7 品質試験における信頼性確保と 分析法バリデーション・品質確保にむけた QC/QAの役割と適合性調査対応 (2024年07月26日)
- 8/26 R&D領域のデューデリジェンスで 確認すべき(した方がいい)ポイントと 不透明な段階におけるリスクヘッジの考え方 (2024年07月26日)
- 8/8 ハイエントロピー合金の基礎・特徴と 実用化に向けた研究開発事例 (2024年07月26日)
- 8/29 汎用リチウムイオン二次電池の特性評価、劣化・寿命診断 (2024年07月26日)
- 8/6 <電気化学が苦手だと思っている方への1日半講座> 電気化学反応・電極反応のメカニズムと 電気化学測定法および電極/溶液界面の解析 ~1.5日(約8時間強)で学ぶ~ (2024年07月26日)