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4/23開講 【通信講座】接着の基礎と接着向上・改良技術の実際

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【通信講座】

接着の基礎と接着向上・改良技術の実際

~主に接着剤、塗料、粘着剤における接着性を向上・改良する実用的な手段~

 

わかりやすい教科書が多くない接着の実際を基礎から習得しよう
良好な接着を得る方法を初心者でもわかりやすく学べます
どんな基材、接着剤、被着体にも通用する接着力向上の基本とは
接着を基礎から学びたい方、接着力の向上に苦戦している方、
 新しい材料・デバイス開発において接着が関わってくる方は是非
接着における界面、表面、層、基材では何が起こっているのか、
何をすれば接着性を向上・改良できるのか
 
【第1講】
接着の基礎知識・塗布層とその素材・基材とその表面処理・界面1次結合の形成とその接着改良効果

■得られる知識
・界面を接着させる色々なメカニズム ・剥離面とその観察法・接着力の評価法
・塗布層の構成素材-バインダーと各種添加剤-の種類と働き ・基材-有機基材と無機基材
・基材の表面処理 ・界面1次結合の形成方法とその接着改良効果


【第2講】
界面2次結合による接着 -界面化学の基礎と接着の最適条件-、接着に影響する要因・凝集破壊
 
■得られる知識
・界面2次結合による接着 -界面化学の基礎- ・与えられた基材に対する最適な塗布層
・界面接着に影響する要因とこれを利用した接着改良 ・塗布層の凝集破壊とその予防方法
・基材の凝集破壊とその予防方法

 

開講日 2024年4月23日 (火)

講座回数

2回コース(2024年4月23日~9月下旬)

1口の受講者数

1口3名まで受講可能

受講料(税込
 
1口 46,200円 ( E-Mail案内登録価格 43,890円 ) 
  定価:本体42,000円+税4,200円
  E-Mail案内登録価格:本体39,900円+税3,990円

 

[1名受講も可能です]
 29,700円 ( E-Mail案内登録価格 28,215円 )
  定価:本体27,000円+税2,700円
  会員:本体25,650円+税2,565円


[4名以上は、1口1名あたりの金額追加で受講可能です]
  1名あたり15,400円( E-Mail案内登録価格 14,630円 )

  金額追加で受講可能です

 

スケジュール

 

4月23日(予定) 第1講 開講(テキスト到着予定)
 
5月28日(予定) 第1講 演習問題解答提出締切
第2講 開講(テキスト到着予定)
 
6月28日(予定) 第2講 演習問題解答提出締切
 
7月下旬(予定) 修了証発行

 

受講条件

(1) PC の環境が必須です。
・通信講座の進行上の連絡はE-Mail で行います。本人の個別E-Mail アドレスをご用意ください。
・演習問題解答用紙、模範解答、修了証などの各種データは、Word、Excel、PDF などを使用します。

(2) 受講者全員のS&T 会員登録が必須です。
【E-Mail案内登録価格5%OFFは、受講者全員がE-MailまたはDM案内希望の場合のみ適用】
・通信講座の受講にあたってのテキストebook および教材データのダウンロード、講師への質問、修了証発行などに弊社S&T 会員マイページ機能を利用します。
※弊社案内(E-Mail,DM)を希望されない方はS&T 会員登録の際、案内方法欄のチェックを外してください。なお、案内希望チェックがない場合、E-Mail案内登録価格(5%OFF)は適用できません。

教材

テキスト:各受講者1冊
ebook版: 各受講者の閲覧可能PC数 2台/1アカウント(同一アカウントに限る)
※テキストは、製本版の他に、ebookでも閲覧可能です。1人2台まで閲覧可能で
  会社のPCだけでなく通勤途中でもアプリから私物のタブレットでも学習できます。ebook版のダウンロードは、S&T会員「マイページ」内で行います。
 [対応デバイス]  

Win・Macの両OS、スマートフォン・読書端末(iPhone,iPadなど)
 [フォーマット] 

PDF(コンテンツ保護のためアプリケーション「bookend」より閲覧)
※製本版、ebook版は同様の内容です(講座により異なる場合あり)
※本講座の映像視聴配信はありません。

備考

□受講期間
 本講座の受講期間は、全2講の2か月間です。
 1講あたり1か月間が学習の目安になります。
□演習問題
 演習問題の解答用紙が未提出の場合は、0点 扱いとなります。
 各講の平均をとり、ある一定の基準をクリアした方に「修了証」を発行します。

 

お申込み後、お申込み受理の自動返信メールが届きます

(申込期日:開講日当日まで)。
         ⇓
受講代表者(受講者1または申込入力者)に、当社でのお申込み受理後2~3営業日にE-mailにてご案内いたします。
S&T会員マイページからダウンロードください。
請求書到着後1か月以内にお支払いください(銀行振込)。

 

【講師への質問】
受講者全員で共有できるよう講師へのQ&Aは基本的に受講者マイページに匿名にて掲載いたします。全質問の講師の回答が閲覧でき、参考になります。

お申込み
詳細・お申込みはこちら

 

  

講師

 

 畠山技術士事務所 所長 技術士(応用理学部門) 畠山 晶 氏
※元富士フイルム(株)
【講師紹介】

 

趣旨

 

  接着はなじみが深く、色々な分野に使われる重要である技術であるにも関わらず、接着の実際に関する初心者向けのわかりやすい教科書は多くない。また、具体的な接着改良法よりも接着理論に重点を置いた教科書も少なくない。そこで、本講座では良好な接着を得る方法を初心者にも分かりやすいように説明したい。具体的には接着剤、塗料、粘着剤を主な対象とした接着改良の実用的な手段を説明する。理論については、これを理解するために必要な初歩だけを述べる。
 本講座は、次のような構成になっている。接着剤や塗料と基材の間に1次結合が形成されていれば、良好な接着が得られる。そこで、初めに接着剤や基材と基材の間に1次結合を形成する方法の具体的例とその効果について紹介する。一方、世の中には界面1次結合が無いにも拘わらず良好な接着が得られている場合が多数ある。そこで、次にこのような場合に良好な接着を得るための考え方と、これを理解するための初歩的な理論(界面化学の理論)について説明する。さらに、接着強度に影響する色々な要因と、これを利用した接着改良方法についても説明する。
 本講座は接着の初歩を学びたい技術者、業務で接着の知識が必要な技術者を対象としています。なお本講座を受講するために特別な知識は必要としていません。

 

プログラム

 

【第1講】接着の基礎知識・塗布層とその素材・基材と
     その表面処理・界面1次結合の形成とその接着改良効果

<趣旨>
 1章では接着の基礎について述べる。2章では塗布層と塗布層を形成する素材ついて説明する。3章では基材と基材の表面処理について説明する。4章では基材と塗布層の間に架橋がある場合の接着について述べる。具体的にはこのような架橋の形成方法と接着改良効果について説明する。

<習得できる主な知識>
 ・界面を接着させる色々なメカニズム
 ・剥離面とその観察法・接着力の評価法
 ・塗布層の構成素材-バインダーと各種添加剤-の種類と働き
 ・基材-有機基材と無機基材
 ・基材の表面処理
 ・界面1次結合の形成方法とその接着改良効果 

<プログラム>

1章 接着の基礎
 1.1 接着すること
  1.1.1 色々な考え方
  1.1.2 接着の工程
  1.1.3 接着と架橋
 1.2 対象とする系と剥離の形態
   (1)考える系と剥離の形態
   (2)界面剥離
   (3)塗布層の凝集破壊
   (4)基材の凝集破壊
   (5)スティックスリップ
   (6)剥離面の変化
 1.3 接着力の評価法
   (1)接着力の評価法
   (2)ピール剥離の評価とその特徴

2章 塗布層とその素材
 2.1 塗布層
  2.1.1 塗布層の構成素材
   (1)塗布層の構成素材
   (2)バインダー
   (3)架橋剤
   (4)フィラー
   (5)界面活性剤
   (6)可塑剤
  2.1.2 塗布層の物性

3章 基材と基材の表面処理
 3.1 基材
  3.1.1 基材の表面エネルギー
  3.1.2 基材の表面粗さ
  3.1.3 基材表面の官能基
  3.1.4 有機基材
  3.1.5 無機基材
 3.2 基材の表面処理
  3.2.1 有機基材と無機基材の表面処理
  3.2.2 有機基材の表面処理
   (1)コロナ処理
   (2)真空プラズマ処理
   (3)大気圧プラズマ処理
   (4)紫外線処理
   (5)火炎処理
   (6)イトロ処理
   (7)薬品処理
   (8)プライマー処理
   (9)表面処理を用いる場合の注意
  3.2.3 無機基材の表面処理
   (1)研磨処理
   (2)溶剤洗浄
   (3)プライマー処理

4章 界面1次結合による接着
 4.1 界面1次結合による接着
 4.2 界面1次結合の形成
   (1)界面1次結合の形成方法
   (2)架橋剤
   (3)シランカップリング剤
   (4)光ラジカル開始剤
   (5)下塗り
 4.3 界面1次結合による接着の例
   (1)シランカップリング剤を利用する例
   (2)下塗りを利用する例
   (3)表面処理を利用する例
   (4)表面処理を利用する例
   (5)プラズマ開始重合を利用する例
   (6)放射線開始重合を利用する例
   (7)プラズマ重合を利用する例
   (8)吸着基を利用する例
   (9)セグリゲーションを利用する例
   (10)官能基の2量体化を利用する例
   (11)メカノケミカルを利用する例

□演習問題・添削□
 

 

 

【第2講】界面2次結合による接着 -界面化学の基礎と接着の最適条件-、
     接着に影響する要因・凝集破壊

<趣旨>
  5章では界面2次結合による接着を考える。具体的には、この接着を理解するための界面化学の基礎、この理論に基づいた最適な塗布層について説明する。6章では界面接着に影響する要因とこれを利用した接着改良について説明する。7章では塗布層と基材の凝集破壊について説明する。
 

<習得できる主な知識>
 ・界面2次結合による接着 -界面化学の基礎-
 ・与えられた基材に対する最適な塗布層
 ・界面接着に影響する要因とこれを利用した接着改良
 ・塗布層の凝集破壊とその予防方法
 ・基材の凝集破壊とその予防方法
 

<プログラム>
5章 界面2次結合による接着

 5.1 界面2次結合による接着と接着の理論
 5.2 Youngの式
 5.3 フィルムのYoung式
 5.4 表面エネルギーと界面エネルギー
   (1)表面エネルギーと界面エネルギー
   (2)界面エネルギーを表す式
   (3)界面エネルギー式の補正
   (4)Good-Girifalco (G-G)の方法とSell-Neumann(S-N)の方法
   (5)固体の表面エネルギー
   (6)畑らの方法
   (7)Fowkes-Owensの方法
 5.5 臨界表面張力
 5.6 剥離仕事
 5.7 基材の濡れ
 5.8 親和性
 5.9 界面化学的な接着の最適条件
   (1)剥離仕事が極大
   (2)基材と塗布層の表面エネルギーが等しい
   (3)界面エネルギーが極小
   (4)濡れ性が極大
   (5)基材と塗布層の親和性が等しい
   (6)接着の最適条件の相互の関係
 5.10 接着力の理論式

6章 界面接着に影響する要因
 6.1 理論上の接着力と実際の接着力
   (1)理論上の接着力と実際の接着力
   (2)Andrewsの実験とSchulzの実験
 6.2 界面接着に影響する要因
   (1)界面接着に影響する要因
   (2)基材の表面粗さ
   (3)基材表面のWBL
   (4)基材の結晶性
   (5)塗布層の厚み
   (6)塗布層の架橋
   (7)塗布層の内部応力
   (8)塗布層の粘弾性
   (9)塗布層のバインダー種
   (10)塗布層のバインダーの分子量
   (11)塗布層の極性基
   (12)塗布層のポリマーの偏在
   (13)塗布層のバインダーの分岐
   (14)塗布層のフィラー
   (15)塗布層の界面活性剤
   (16)塗布層の可塑剤
   (17)水分

7章 凝集破壊
 7.1 塗布層の凝集破壊
 7.2 塗布層の凝集破壊の例
   (1)バインダーの分子量とフィラー
   (2)第2世代アクリル接着剤
   (3)粘着剤
 7.3 基材の凝集破壊

□演習問題・添削□
 

 

 

 

※内容・目次について、テキストと一部異なる箇所がある際はご了承くださいませ。
 

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