イベント名 | 金属材料の水素分析手法、 水素脆化メカニズム、 およびその抑制手法 |
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開催期間 |
2024年11月22日(金)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2024年11月22日(金)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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金属材料の水素分析手法、 水素脆化メカニズム、
およびその抑制手法
最新の研究動向から考える水素脆化の基礎
金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法
高強度化すればするほど問題化する水素脆性
・水素分析手法の種類と用い方
・遅れ破壊・水素脆化のメカニズム
・水素脆化を抑制するための考え方、方法
講師 |
上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授 高井 健一 氏
【関連テーマにおけるこれまでの役職など】
2005年~2007年
日本鉄鋼協会「材料中の水素状態分析法標準化の基盤構築フォーラム」主査
2007年~2009年
日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築フォーラム」主査
2009年~2013年
日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築研究会」座長
2015年~2018年
日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」座長
2019年~2021年
日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」鉄鋼研究プロジェクト 主査
2022年~
日本鉄鋼協会「水素脆化評価法に必須の要素技術の抽出研究会」主査
趣旨 |
水素脆化とは水素と応力により材料が脆くなる現象であり、近年、水素脆化に対する知見が強く求められています。例えば、環境問題を背景に、輸送 機器の軽量化のため材料の高強度化が求められていますが、材料を高強度化するほど水素脆化感受性が高まり、突然の破壊が危惧されます。また、水素をエネルギーとする燃料電池システムは次世代エネルギーの主役として期待されていますが、燃料電池自動車のタンクや水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえます。
本セミナーでは、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎を平易に解説し、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法について説明します。また、各種金属材料の水素脆性に関する過去および最新の研究、国際的な動向を理解し、その抑制手法の指針、そして水素脆化全般の基礎知識習得を目指します。
プログラム |
1.金属と水素の物理化学的性質の基礎事項
1.1 金属(bcc、fcc、hcp)中の水素の固溶
1.2 金属表面での水素の吸着、侵入過程
1.3 金属中の水素拡散
1.4 金属中の水素トラップサイト
2.水素添加方法とその注意点
3.水素分析方法の特徴・注意点
3.1 昇温脱離法
3.2 水素可視化方法
4.水素脆化評価方法
5.水素脆化破壊の特徴
6.水素脆化メカニズム
6.1 内圧説
6.2 格子脆化説
6.3 局部変形助長説
6.4 空孔凝集説
7.金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究
8.水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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