7/23 非統計家への分析法バリデーションに必要となる 統計解析の基礎と実践
イベント名 | 非統計家への分析法バリデーションに必要となる 統計解析の基礎と実践 |
---|---|
開催期間 |
2025年07月23日(水)
~ 2025年08月18日(月)
【会場受講】 2025年7月23日(水) 10:30~16:30 【Live配信】2025年7月23日(水)10:30~16:30 【アーカイブ受講】2025年8月18日(月)まで受付 (配信期間:8/18~8/29) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 本セミナーは【会場受講】【Live配信受講】【Webセミナー(アーカイブ配信)受講】よりお選び頂けます |
会場の住所 | 東京都品川区東大井5-18-1 きゅりあん 5F 第1講習室 |
地図 | https://www.science-t.com/hall/16431.html |
お申し込み期限日 | 2025年08月18日(月)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
非統計家への分析法バリデーションに必要となる
統計解析の基礎と実践
正規分布やt分布、χ2分布などでは、
信頼区間の推定から分析能パラメータの具体的な計算方法など
会場受講者とLive配信受講者には、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。振り返り学習にぜひ活用ください。
本講座では、分析法バリデーションに必要な統計学の背景とその意味を出来るだけ分かりやすく解説し、その活用法について実践的な理解をしていただこうと思う。
たとえば、正規分布やt分布、χ2分布などでは、信頼区間の推定も含めて、分布曲線の図形的な理解を通じて統計学の直感的な理解を目指している。その上で、分析法バリデーションにおける分析能パラメータの具体的な計算方法について、Excelを用いた統計量の求め方や分析ツールの利用方法を、実演や例題も交えて解説する。
最後に総合例題を用意した。解答の解説も付けてあるので、各自の復習に活用してほしい。
・統計解析の計算方法に関する実践的知識
(信頼区間、標準偏差、分散分析、回帰直線など)。
・分析能パラメータの計算方法
・エクセルの利用方法(分析ツールを含む)。
・正規分布、t分布、χ2分布、F分布に関する知識と活用方法。
・仮説検定の基礎
講師 |
【ご経歴】
東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了後、
(株)東レリサーチセンターにて28年間、核磁気共鳴(NMR)及び円偏光二色性(CD)によるタンパク質、ペプチド、糖鎖、低分子医薬品の構造解析業務に従事。
その間、オックスフォード大学に海外留学。
その後、12年間、品質管理、品質保証に従事。
構造解析研究室長、医薬信頼性保証室長を歴任。
2022年4月 退職。
現在、セミナー講師や執筆活動以外に、製薬会社などで品質管理・品質保証のアドバイザーも務める。
セミナー講演内容 |
1. 統計学の基礎的事項
1.1 「母集団と標本」及び「統計学でよく使われる記号」について
1.1.1 目的は標本から母集団を推定すること
1.1.2 初心者は記号でつまずきやすい
1.2 平均値と分散、標準偏差
1.2.1 データを分布グラフに、そして平均値、確率へ
1.2.2 平均値は期待値である
1.2.3 バラツキの評価
1.2.4 不偏推定量
1.2.5 不偏分散や不偏標準偏差はなぜ(n-1)で割るのか
1.2.6 エクセル(Excel)の関数を利用する
1.2.7 連続型の分布、確率密度関数
1.3 統計学の基本定理
1.3.1 平均の平均とは?
1.3.2 中心極限定理
2. 正規分布とその周辺及び信頼区間
2.1 正規分布
2.1.1 正規分布とは
2.1.2 正規分布曲線とその性質
2.1.3 標準正規分布
2.1.4 正規分布の確率をエクセルで(NORMSDISTの応用)
2.1.5 NORMSDISTの逆関数(NORMSINV)
2.2 標本平均から母平均を推定する(正規分布からt分布へ)
2.2.1 母分散が既知の場合
2.2.2 母分散が未知の場合(t分布)
2.2.3 t分布曲線について
2.2.4 t分布をエクセルで
2.2.5 t分布の逆関数(エクセルのTINV)
2.3 標本分散から母分散を推定する(χ2分布へ)
2.3.1 χ2分布
2.3.2 χ2分布曲線について
2.3.3 χ2分布をエクセルで
2.3.4 χ2分布の逆関数(エクセルのCHIINV)
2.3.5 F分布
2.3.6 仮説検定のさわり
3. 分析法バリデーションへの応用
3.1 直線性、検出限界、定量限界
3.1.1 直線性における要求事項
3.1.2 検出限界における要求事項
3.1.3 定量限界における要求事項
3.1.4 最小二乗法によって回帰直線を求める
3.1.5 エクセルのグラフ機能や関数で回帰直線を求める
3.1.6 エクセルの分析ツールで回帰直線を求める
3.1.7 y切片の95%信頼区間を計算する
3.1.8 回帰直線から検出限界、定量限界を推定する
3.1.9 検出限界の推定式にある「3.3」の意味
3.2 真度
3.2.1 真度における要求事項
3.2.2 真度の計算例
3.3 併行精度
3.3.1 併行精度の要求事項
3.3.2 併行精度の計算例
3.4 室内再現精度
3.4.1 室内再現精度の要求事項
3.4.2 室内再現精度と分散分析、F分布
3.4.3 分散分析表の計算
3.4.4 分散分析をエクセルの分析ツールで
3.4.5 室内再現精度の計算
3.4.6 室内再現精度の信頼区間
4. 追補
4.1 重み付き検量線
4.2 回帰直線における標準偏差
4.3 特異性の計算
4.4 信頼区間の意味
4.5 外れ値の検定
4.6 分離度
4.7 p値について
5. 総合例題(分析能パラメータ算出のExcel演習)と解説
5.1 平均値及び標準偏差の95%信頼区間
5.2 直線性、検出限界、定量限界
5.3 真度
5.4 併行精度
5.5 室内再現精度
□質疑応答・名刺交換□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 6/25 《わかりやすい言葉で解説》 GMP省令等の要求するバリデーションの立案・実施と 適格性評価の留意点 (2025年05月23日)
- 6/26 粉砕技術の基礎と粉砕物の評価・制御手法およびトラブル対策 (2025年05月23日)
- 6/27 AI対応モバイル機器搭載 OLEDディスプレイの低消費電力化技術の全容と動向 (2025年05月23日)
- 6/26 1日で学ぶ ポリイミド入門講座 (2025年05月23日)
- 8/28 分析法バリデーションにおける基準値設定と 分析法変更時の同等性評価および OOS・OOT対応とその統計学的視点 (2025年05月23日)
- 7/23 非統計家への分析法バリデーションに必要となる 統計解析の基礎と実践 (2025年05月23日)
- 6/30,7/23,8/28 【セット申込み】 試験室QC点検・信頼性確保から 分析法バリデーションで必要となる統計知識ならびに 基準値設定・分析法変更時の同等性評価・OOS・OOT対応 (2025年05月23日)
- 6/30 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 ~問題事例とデータインテグリティを交えて~ (2025年05月23日)
- 6/27 相分離生物学入門: <タンパク質の課題に、新しい視点と解決へのヒント> (2025年05月23日)
- 6/27 自律型海中ロボット(AUV)の要素技術と研究開発動向 (2025年05月23日)