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10/31 軟包装を巡る国内外のリサイクル促進の法制化と リサイクル手法の開発動向および関連特許動向

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樹脂・ゴム・高分子系複合材料 環境材料  / 2025年10月03日 /  環境 化学・樹脂
イベント名 軟包装を巡る国内外のリサイクル促進の法制化と リサイクル手法の開発動向および関連特許動向
開催期間 2025年10月31日(金) ~ 2025年11月14日(金)
【Live配信】2025年10月31日(金)13:00~16:30
【アーカイブ配信】2025年11月14日(金)まで受付
(視聴期間:11/14~11/28)
※会社・自宅にいながら受講可能です※

【配布資料】
PDFデータ(印刷可・編集不可)
※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可となります。
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年11月14日(金)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

 

軟包装を巡る国内外のリサイクル促進の法制化と
リサイクル手法の開発動向および関連特許動向

PPWRの概要や軟包装のモノマテリアル化、バリア性付与手法、

 

リサイクル手法の開発動向等について
関連する特許情報を交えつつ解説

 

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

 

【オンライン配信】

本セミナーはLive配信 or アーカイブ配信の選択受講となります。


 ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

 アーカイブ配信          ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

 
 本セミナーでは、PPWR(Packaging and Packaging Waste Regulation)を中心に欧米の包装廃棄物の規制動向を紹介した後に、それを踏まえて、軟包装のモノマテリアル化やバリア性付与手法、リサイクル手法の開発動向、関連特許動向等について解説する。
  
 講師

 

土屋特許事務所 弁理士 土屋 博隆 氏

 

 セミナー趣旨

 

 地球規模の温暖化、気候変動の主要因は温暖化ガスの排出と言われており、主な温暖化ガスである二酸化炭素の排出を世界的に抑制していかなければならない。そのため、各国は様々な政策実施を迫られている。日本も、2050年の「カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を宣言している。


 包装材料は内容物を保護し、安全に使用者(消費者)の手に届けるという使命がある。しかし、一旦内容物が使用されると、包装材料はゴミとなってしまう宿命にある。包装材料廃棄物のリサイクルを促進することで、カーボンニュートラルに寄与しなければならない。EUでは、PPWR(Packaging and Packaging Waste Regulation)が2月に発効し、2026年8月12日から適用される。包装廃棄物の削減目標、包装の素材ごとにリサイクル目標値等が設定され、プラスチックについては一定以上のリサイクル可能性が要求され、2030年からのリサイクル材使用率が定められた。剛性を有するボトルや容器はリサイクルが容易と思えるが、異なるフィルムを積層して物理的強度、包装適性、利便性及びバリア性を付与する軟包装(フレキシブルパッケージング)のリサイクルは困難である。


 軟包装をリサイクル可能とするために、同一素材のフィルムを積層するモノマテリアル化が提唱されている。モノマテリアル化するとき、アルミ箔を使用しない構成において、バリア性の付与が課題である。軟包装を紙化するという方法もあるが、バリア性の付与はプラスチックフィルムよりも困難である。バリア性付与の有力な手段は、蒸着、バリア材のコーティング、エチレンービニルアルコール共重合体(EVOH)の多層化等である。


 PPWR、モノマテリアル化、バリア性付与手段の内容、実例及びリサイクルの開発動向、加えてこれらに関連する特許について説明する。

 

 セミナー講演内容

 

1.包装廃棄物に関する法令化動向
 1.1 EUのPPWR
  1.1.1 PPWRの概要
  1.1.2 リサイクル可能化
  1.1.3 リサイクル可能化の適用除外
  1.1.4 プラスチックのリサイクル材使用率及び適用除外
  1.1.5 バイオプラスチックについて
  1.1.6 再使用について
  1.1.7 ラベル標記による情報提供
  1.1.8 拡大生産者責任(EPR)
  1.1.9 包装廃棄物削減目標
  1.1.10 包装廃棄物リサイクル目標
 1.2 EUプラスチック包装廃棄物リサイクル率
 1.3 英国のEPR
 1.4 米国の動向

2.軟包装におけるリサイクル可能化
 2.1 CEFLEX
 2.2 RecyClass
 2.3 APR

3. 軟包装におけるバリアの必要性
 3.1 軟包装の構成とバリア
 3.2 求められるバリア

4. モノマテリアル化とバリア
 4.1 リサイクルに適用するバリア材
 4.2 バリア付与手法
 4.3 最近のモノマテリアル化例

5. 軟包装のモノマテリアル化におけるバリア付与
 5.1 透明蒸着
 5.2 EVOH
 5.3 バリアコート

6.モノマテリアル化関連特許
 6.1 層構成
 6.2 延伸フィルム
 6.3 蒸着
 6.4 バリアコート

7.プラスチック製容器包装のリサイクル
 7.1 リサイクルの定義 
 7.2 リサイクル材の食品包装への適用 
  7.2.1 FDA
  7.2.2 EFSA(European Food Safety Authority)

8.軟包装リサイクルの開発動向
 8.1 メカニカルリサイクル
 8.2 ケミカルリサイクル
  8.2.1 油化
  8.2.2 ガス化
  8.2.3 解重合

□ 質疑応答 □

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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