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2/12 気体の吸着・脱着 基礎と応用: 二酸化炭素の効率的な回収を目指して

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エネルギー・環境・機械 表面科学:接着・コーティング  / 2025年11月12日 /  環境 鉄/非鉄金属
イベント名 気体の吸着・脱着 基礎と応用: 二酸化炭素の効率的な回収を目指して
開催期間 2026年02月12日(木) ~ 2026年02月26日(木)
【Live配信】2026年2月12日(木) 10:30~16:00
【アーカイブ配信】2026年2月26日(木)まで受付
(視聴期間:2/26~3/11)

※会社・自宅にいながら受講可能です。
※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【配布資料】
・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※Live配信受講者へは開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
※アーカイブ配信受講者へはLive配信開催日を目安にお申し込み時のご住所へ発送致します。
※開催間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2026年02月26日(木)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

気体の吸着・脱着 基礎と応用:
二酸化炭素の効率的な回収を目指して

物理・化学吸着の基礎知識とガス吸着測定技術、CO₂回収技術への応用展開

 

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】の選択受講
 
【オンライン配信】
本セミナーはLive配信 or アーカイブ配信の選択受講となります。
 ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
 アーカイブ配信          ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

 
 本セミナーでは、ガス吸着の基礎理論、ナノ細孔体の分類と基礎特性、細孔体の特性評価方法など、ガス分離・回収、貯蔵に関連した研究開発を手掛ける技術者・研究者なら押さえておきたい気体の吸着・脱着の基礎知識を解説します。また、今回はDACを含むCO₂回収に関する取り組みについても示します。
 
【対象】
必要な予備知識:大学教養課程程度の数学、物理、化学の知識
・細孔体(多孔質材料)の研究開発を始めたばかりから、ある程度研究経験のある方
・本セミナーのテーマに興味のある方
 
【得られる知識】
・ガス吸着の基礎理論の理解
・細孔体の比表面積などの特性評価
・ナノ細孔体の分類と基礎特性
・ガス分離・回収法の基礎
  
 講師

 

千葉大学 大学院理学研究院 教授 加納 博文 氏

 

 セミナー趣旨

 

 気体の吸着・脱着現象を基礎とするガス吸着測定法は、物質のナノスケールの細孔構造を平均的に評価する上で優れた方法であるため、粉体や多孔体などの細孔パラメータ(比表面積、細孔径分布など)を得るための測定法としてはなくてはならない手法である。近年ナノマテリアル(ナノカーボン、ゼオライト、MOF)の応用が盛んになっているが、その微細構造を評価する上でガス吸着測定技術は重要であり、また基礎を把握することで、ナノマテリアルの応用技術の展開を図ることができるであろう。また、天然ガスや水素などクリーンエネルギーの貯蔵や、地球温暖化ガスであるCO₂の分離回収を実行するためには、ガス吸着の原理を理解する必要がある。DACを含むCO₂回収に関する取り組みについても示す。

 

 セミナー講演内容

 

1.吸着・脱着現象のいろいろ

 1.1 物理吸着・脱着
 1.2 化学吸着・脱着
 1.3 吸収
 1.4 吸蔵
 1.5 可逆性と脱着機構
 1.6 応用分野における脱着特性の重要性

2.細孔体の種類
 2.1 ゼオライト系
 2.2 炭素系
 2.3 ナノ細孔性配位高分子

3.ナノ細孔体の特徴
 3.1 細孔の分類
 3.2 界面構造と機能
 3.3 材料としての性質
 3.4 キャラクタリゼーション方法

4.分子間相互作用と分子吸着ポテンシャル場
 4.1 蒸気と超臨界気体
 4.2 蒸気の物理吸着
 4.3 IUPACによる吸着等温線の分類
 4.4 分散相互作用(ファンデルワールス相互作用)
 4.5 レナード・ジョーンズポテンシャル
 4.6 吸着等温線・脱着等温線の型

5.気体吸着実験法と解析
 5.1 容量法吸着装置
 5.2 重量法吸着装置

6.平坦表面への吸着
 6.1 吸着理論
 6.2 BET理論

7.メソ孔への吸着
 7.1 毛管凝縮
 7.2 吸着・脱着ヒステリシス
 7.3 ケルビン式
 7.4 細孔径分布解析:吸着ブランチと脱着ブランチ

8.ミクロ孔への吸着
 8.1 スリット型細孔へのミクロポアフィリング
 8.2 BET解析(適応条件)
 8.3 Dubinin-Radushkevich解析
 8.4 ミクロ細孔解析 DFT法 問題点
 8.5 二酸化炭素吸着 水素吸着

9.柔軟性多孔性配位高分子(PCP/MOF)による特異現象
 9.1 ゲート現象
 9.2 Breathing効果など
 9.3 最近の動向

10.蒸気吸着と超臨界吸着

11.高圧吸着
 11.1 高圧ヘリウム浮力法による試料密度測定
 11.2 表面過剰量と絶対吸着量

12.メタン吸着
 12.1 カーボンナノホーン
 12.2 ナノ細孔性配位高分子
 12.3 ゲート現象:脱着特性の優位性

13.水素吸着
 13.1 活性炭素繊維
 13.2 カーボンナノチューブ
 13.3 カーボンナノホーン
 13.4 最近の動向
 13.5 測定上の問題点

14.二酸化炭素分離技術
 14.1 活性炭素繊維
 14.2 多孔性配位高分子(PCP/MOF)
 14.3 固体型CO₂分離材

15.まとめ

□ 質疑応答 □ 
 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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