製造業関連情報総合ポータルサイト@engineer
WEB営業力強化支援サービスのご案内
研究・技術・事業開発のためのセミナー/書籍 サイエンス&テクノロジー
イベント

3/5 立体障害の活用と反応性制御に向けた 『立体異性体を自在に読み解く・制御する』演習講座

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • @engineer記事クリップに登録
樹脂・ゴム・高分子系複合材料 分析・評価・品質管理  / 2025年12月22日 /  食品・機械 化学・樹脂
イベント名 立体障害の活用と反応性制御に向けた 『立体異性体を自在に読み解く・制御する』演習講座
開催期間 2026年03月05日(木) ~ 2026年03月25日(水)
【会場受講】2026年3月5日(木)10:30~16:30
【アーカイブ配信】2026年3月25日(水)まで受付
(視聴期間:3/25~4/7)

※会場受講者のみ昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【配布資料】
<会場>
製本テキスト(会場でお渡しします)
<アーカイブ配信>
PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
会場名 会場受講 or アーカイブ配信
会場の住所 東京都品川区東大井5-18-1 きゅりあん 5F 第3講習室
地図 https://www.science-t.com/hall/16431.html
お申し込み期限日 2026年03月25日(水)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

立体障害の活用と反応性制御に向けた
『立体異性体を自在に読み解く・制御する』演習講座

立体化学的思考を使った反応設計・生成物予測の能力を身につける!

分子構造が瞬時に浮かぶようになる空間認識トレーニングと
反応性の予測と立体選択性の理解、立体選択的合成の戦略習得

 

受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】のみ
 
【オンライン配信】
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

 
「有機化学1000本ノック」シリーズ著者・矢野先生が登壇!
 

 

狙いどおりの生成物を得るために、反応条件や分子設計の迷い・不安を無くす!
分子の反応や構造を 効率的に 予測・制御するスキルを養う2日間講座


初めて見る反応・構造でも、筋道を立てて反応や構造を予測・制御できる
そんな実践的な力が身につくトレーニング講座です。
暗記に頼るのではなく、多数の演習問題を講義中に解いていくことで、
自分の頭で考え、反応や構造の本質を理解する力が身につきます。

3/5(木) 『立体異性体を自在に読み解く・制御する』演習講座 ※当ページ
3/6(金) 『有機反応機構を読む、予測・設計する』演習講座 
3/5,6(木~金)  【会場受講】限定!お得な「立体異性体」+「反応機構」 セット申込ページ

 

 

予想どおりの生成物を得たい、分子の配置を意図どおりに作りたい、
安定で効率的な反応条件を設計したい、副生成物を制御したい 
――そんな実務課題の助けに。

異性体の区別と立体的性質が手に取るようにわかる!演習問題を多数ご用意しました。

★ 分子の三次元形状を正確にイメージすることで、 反応性や結合部位の予測、立体選択性を理解
★ 欲しい立体異性体だけを効率的に合成・分離する方法がわかる
★ 立体障害を戦略的に活用し、分子設計や触媒・条件選択、実験計画の精度を向上
★ 演習を通じて反応予測能力を強化し、生成物や立体選択性を論理的に予測できる実務力を習得
 
 講師
 
 関西大学 化学生命工学部 准教授 矢野 将文 氏
【専門】有機合成化学・構造有機化学
 
 セミナー趣旨
 
 分子を立体で捉える力を身につけることを目指すセミナーです。
紙に描かれた構造式は平面的ですが、実際の分子は三次元の空間で形を変え、相手を選び、化学的性質を大きく左右します。立体を正しく理解することは、反応性の予測や立体選択的合成に必須です。

 本講座では、構造異性体・立体異性体の基礎から、不斉炭素、エナンチオマー、ジアステレオマー、シス/トランス、E/Z までを体系的に整理します。分子を立体的に見るための空間認識のコツや、紙の図を三次元でイメージする方法も、演習を交えて体得していただきます。
立体が少し変わるだけで、甘味の違いや毒性の有無が生まれる理由を理解すると、分子の“見え方”が一気に変わります。さらに、立体障害の活かし方、欲しい立体異性体だけを作る・分ける実務的アプローチ(キラルカラムや微生物利用など)にも触れ、立体化学の応用力を高めます。

 初心者は立体化学の基本がクリアになり、実務者は立体を使いこなす感覚を磨ける内容です。
 
 セミナー講演内容
 
1.異性体の区別をしよう
1.1  大事なのは空間認識
1.2  構造異性体、立体異性体の区別
1.3  演習 2つの分子が何の関係にあるか理解しよう
 
2.分子を立体的に見るためには
2.1  三次元の世界にあるものを二次元で表すには?
2.2  三種類の結合を区別しよう
2.3  立体的に見えたら、回転させてみよう
2.4  演習 紙に書かれた分子を立体に見て、回転させてみよう
 
3.鏡の向こうの世界(エナンチオマー)
3.1  不斉炭素って何?
3.2  その分子を鏡に写したら、何が見える?:エナンチオマー
3.3  ふたつのエナンチオマーをR/S表記法で区別しよう
3.4  鏡に写しても、分子の性質は同じ?実は大きな違いが
3.5  演習 エナンチオマー:鏡の向こうの分子が見えるようになろう
 
4.不斉炭素がふたつになったらもっと多彩な世界が(ジアステレオマー)
4.1  不斉炭素が2つになったらどうなる?
4.2  エナンチオマーとジアステレオマー
4.3  甘い糖、甘くない糖。それはほんの少しの違い
4.4  お米とコピー用紙、構成している分子はほとんど同じ
4.5  演習 ジアステレオマー:「これとこれは違うものだ」を理解しよう
 
5.二重結合が回らないと何が起こる?(シス-トランス異性体)
5.1  回る結合、回らない結合
5.2  どうやって区別しよう?(シスとトランス)
5.3  シスとトランスが使えない!どうしよう!(EとZ)
5.4  何かと話題の「トランス脂肪酸」
5.5  光を当てて二重結合を回転させよう。何に使える?
5.6 シスとトランス、この違いで化合物の性質は大きく変わる
5.7  演習 シスとトランス、EとZを区別しよう
 
6.立体障害:それは敵にも味方にもなります
6.1  置換基には体積がある:原子半径を意識してみよう
6.2  原子のつながり方で変われば、かさばり方も変わる
6.3  立体障害を味方につけよう(壊れない分子、溶けやすい分子)
6.4  演習 分子の体積を意識して、反応の起こりにくさを理解しよう
 
7.立体選択的合成:欲しい立体異性体だけ作りたい
7.1  立体が違えば、毒にも薬にもなる
7.2  当たりの分子だけ、どうやって分けよう?(キラルカラム)
7.3  当たりの分子だけ、微生物に作ってもらう
7.4  立体選択的合成入門:どうすれば、立体異性体の作り分けができる?
7.5  演習 どの立体異性体ができるかを予測しよう
 
  □質疑応答□ 
 
 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

 
サイト内検索
ページカテゴリ一覧
新着ページ
月別ページ