イベント名 | ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには? |
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開催期間 |
2024年08月02日(金)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2024年08月02日(金)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには?
~ポリマーアロイ・ブレンドにおける構造と物性の関係を学ぶ~
ポリマーアロイの基礎的な概念からモルフォロジー制御と物性制御に関する内容を、具体例を挙げながらわかりやすく解説。
・相互作用パラメーター、溶解度パラメーター、界面張力等の意味
・ポリマーアロイの構造とその制御に関する知識
・ポリマーアロイの物性とその制御に関する知識
講師 |
大阪大学 理学研究科 高分子科学専攻・准教授 浦川 理 氏
趣旨 |
高分子材料に要求される性能が高度化する中、その物性制御の手段としてアロイ化の重要性はますます高まっている。ポリマーアロイの物性は、構成成分である高分子の特性に加え、相分離モルフォロジーに依存するため、相構造と物性の関係を把握した上で、構造制御の方法、そして物性の制御という考え方で、材料を設計する必要がある。
本講演では、ポリマーアロイの基礎的な概念からモルフォロジー制御と物性制御に関する内容を,具体例を挙げながらわかりやすく解説する。
プログラム |
1. ポリマーアロイの基礎
1.1 ポリマーアロイの定義
1.1.1 ポリマーアロイの分類
1.1.2 相溶性と相容性(混和性)
1.1.3 ポリマーアロイ材料発展の歴史
1.2 相溶―非相溶の熱力学
1.2.1 Flory-Huggins理論を簡単に理解する
1.2.2 混合自由エネルギーと相図の関係
1.2.3 相互作用パラメーターと溶解度パラメーターの違いは?
1.2.4 Flory-Huggins理論の問題点
1.2.5 様々なポリマーブレンド系の相挙動
1.2.6 溶解度パラメーターと相互作用パラメーターの求め方
1.2.7 ポリマーブレンドの界面と相互作用パラメータ-
1.2.8 ランダム共重合体の相溶性
2.ポリマーアロイ・ブレンドの構造
2.1 相分離の動力学
2.2 ポリマーアロイの界面厚・界面張力
2.3 流動場による構造制御
2.4 三相共存系の構造制御
2.5 ブロック共重合体
2.5.1 ブロック共重合体のミクロ相分離
2.5.2 ブロック共重合体の構造解析
2.6 相容化剤(Compatibilizer)
2.7 混練による構造制御とリアクティブブレンディング
3.ポリマーアロイ・ブレンドの物性
3.1 相溶系の物性
3.2 相分離系の物性
3.3 耐衝撃性の基礎
3.4 相構造と耐衝撃性(フィラー添加系を含む)
4.まとめ
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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