5/16 ぬれ(撥水/撥油・親水性)の基礎と 液体の滑落性を向上させるための表面設計と最新開発動向
イベント名 | ぬれ(撥水/撥油・親水性)の基礎と 液体の滑落性を向上させるための表面設計と最新開発動向 |
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開催期間 |
2025年05月16日(金)
【会場】2025年5月16日(金)10:30~16:30 【Live配信】2025年5月16日(金) 10:30~16:30 【アーカイブ(見逃し)配信付き】 視聴期間:5/19PM~5/23 ※アーカイブ配信は講演内容部分のみとなります。 ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。 (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【会場(アーカイブ配信付)】or【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ |
会場の住所 | 東京都品川区東大井5-18-1 きゅりあん 5F 第2講習室 |
地図 | https://www.science-t.com/hall/16431.html |
お申し込み期限日 | 2025年05月16日(金)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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ぬれ(撥水/撥油・親水性)の基礎と
液体の滑落性を向上させるための表面設計と最新開発動向
― ”正しい” ぬれ評価法と制御技術、国内外の最新研究開発動向、
"実用的" な表面処理技術のトレンド ―
当社人気書籍「超撥水・超撥油・滑液性表面の技術(第2巻)」や
執筆協力を頂いている産総研の穂積氏を講師にお迎えしてのセミナーです。
・ぬれ(静的/動的)評価技術の正しい知識
・実用的な表面処理((超)撥水/撥油性,(超)親水性,高滑落性付与)技術および国内外の最新の研究開発動向
・各種基材表面への(超)撥水・撥油性,(超)親水性付与技術を研究している方など
講師 |
(国研)産業技術総合研究所 上級主任研究員 穂積 篤 氏
【専門】表面化学、材料プロセス工学、薄膜工学 【講師紹介】
セミナー趣旨 |
本セミナーでは,固体表面における“ぬれ”の正しい評価方法と制御技術についての基礎〜応用知識の修得を目指す。最新の(超)撥水/撥油性,(超)親水性付与技術,液体の滑落性を向上させるための表面設計について,国内外の最新の研究開発動向を紹介するとともに,演者らが取り組んでいる実用的な表面処理技術について,その設計指針と得られる機能について実例(単分子膜,ゲル,ポリマーブラシ,ハイブリッド皮膜等)を挙げながら分かりやすく詳細に解説する。
セミナー講演内容 |
1.ぬれの基礎
1.1 Youngの式
1.2 表面張力の定義
1.3 表面自由エネルギーとは?
1.4 Wenzelの式(凹凸表面におけるぬれ)
1.5 Cassieの式(複合表面におけるぬれ)
1.6 CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
1.7 既存理論を否定する研究事例
1.8 3相接触線の重要性
1.9 これまでのぬれ性評価法とその問題点
1.10 静的接触角とぬれ性との関係
2.動的ぬれ性の考え方と測定・制御方法
2.1 動的ぬれ性とは?
2.2 動的ぬれ性制御の重要性
2.3 動的接触角
2.4 動的接触角の測定方法
2.4.1 Wilhelmy法とその特徴
2.4.2 転落法とその特徴
2.4.3 拡張収縮法とその特徴
2.5 接触角ヒステリシスの定義
2.6 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面(ハスの葉やバラの花弁)
2.7 接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
2.8 接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
2.9 Liquid-like表面とは
2.10 接触角ヒステリシスと滑落性の関係(Kawasaki/Furmidgeの式)
3.(超)撥水/撥油処理の国内外の最新研究開発動向
3.1 バイオミメティクス(生物模倣技術)とは?
3.2 (超)撥水/撥油性を得るための指針
3.3 これまでの(超)撥水/撥油性表面の問題点・課題
3.4 最近の(超)撥水/撥油性の定義
3.5 (超)撥水/撥油処理の最新研究開発動向
3.6 SLIPS(Slippery Liquid-Infused Porous Surfaces)の特徴・設計・課題
4.液体の滑落性に優れた機能表面の作製事例
4.1 自己組織化単分子膜の成膜方法とその特徴
4.2 ポリマー薄膜/ポリマーブラシの成膜方法とその特徴
4.3 有機-無機ハイブリッド皮膜の成膜方法とその特徴
4.4 離しょうゲルの成膜方法とその特徴
4.5 親水性と滑水性を兼ね備えた透明皮膜の成膜方法とその特徴
5.(超)親水処理の最新研究開発動向
5.1 (超)親水性を得るための指針
5.2 これまでの(超)親水性表面の問題点
5.3 (超)親水性処理の最新研究開発動向
5.4 (超)親水性を利用した防曇処理
5.4.1 曇りのメカニズムとぬれ性制御の重要性
5.4.2 これまでの防曇処理の研究事例
5.4.3 防曇処理の最新研究開発動向
5.5 魚類体表の多機能性を模倣したバイオミメティック超親水性皮膜
5.5.1 作製方法
5.5.2 多機能性(防曇性,自己修復性,抗菌性,水中超撥油性)
5.5.3 大面積成膜技術
6.現状の課題と最近のトピックス
傷が長期間にわたって自己修復する超撥水性材料の開発
7.まとめ
□質疑応答・名刺交換(会場限定)□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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